先祖の原点へ行く旅(静岡へ乗り鉄紀行) (part2)




 新名古屋駅を出て、金山(かなやま)駅から次の神宮前駅までは、複々線となります。
金山駅を出てすぐ、内側線にパノラマカーの回送列車を追い抜いていきました。

 このパノラマカーといえば、名鉄の定番の車両ですね。 でも、車両数も少なくなってきて、寂しい限りです。
 神宮前(じんぐうまえ)駅に着きました。
 ここで、運転士と車掌が交代いたします。 停車時間が短いですので、慌しく交代します。

 発車と同時に、運転手が「出発!40秒延発!」と呼称しておりました。
 無事に、鳴海(なるみ)駅知立(ちりゅう)駅に到着や新安城(しんあんじょう)駅を通過しました。

そして、
東岡崎(ひがしおかざき)駅に到着しました。
 もうすぐで、パノラマスーパーの旅も終わります。
 東岡崎を出て、しばらくすると、平野が果て、山間に入っていきます。
 このあたりは、名電山中(めいでんやまなか)駅です。
 速度も、時速110km以下走行です。時々、時速100kmを切ることもありました。このあたりは、カーブが多く、速度もあまり上がりません。
  国府(こう)駅にくると、もう山は無くなり、平野の中をひた走ります。
 速度も、また120kmまで出すようになりました。
 列車は、 豊川を渡り、豊橋市街に入ってきました。
 このあたりまでくると、時速100kmを出すことが少なくなります。
 10時37分、終点の豊橋(とよはし)駅につきました。

 祖母も満足しておりました。 しかし、前面の窓は、カーテンが無いので、暑かった…とは言っておりましたが…
 新岐阜駅から約1時間10分ほどで豊橋駅に着きました。岐阜から豊橋までの距離は99.8kmです。

 ここから、JR東海道線に乗り換えです。
 乗り換える列車は、こちらの10時55分発の113系の熱海行き、3両編成の普通です。
 豊橋駅始発の列車なので、大方予想はついておりました。
 「この列車、熱海まで各駅停車で行くのか?」と、この列車を見て驚きながら、祖母が言っておりました。
 違うところを見ると、左の311系や右の117系が留置されておりました。

 できれば、あれで、行きたかった…とつくづく思いました。 余剰なら、静岡地区にでも、使ってくれ…と本気でわたくしは思いました。
 113系の車内は、ご覧のとおりです。

 定刻どおり発車しました。 先ほどの名鉄パノラマスーパーに比べると、加速、乗り心地が天と地の差です。
ボックスシートですので、前の座席に足をのせて、10分間過ごしました。
 11時04分、 新所原(しんじょはら)駅に到着しました。
 ここは、もう静岡県です。 ここから、天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗車しますが、1時間近く待ち時間があるので、待つことにします。
 JRのホームからも、このように、天竜浜名湖鉄道の車両を見ることが出来ました。
 よく見ると、なんとなく新しい車両の感じがしました。
 JRの改札口側からは、天竜浜名湖鉄道の車両がこのように見えましたので、撮りました。
 この車両。新型車のようです。レールバスというイメージより、一般型気動車と呼ぶのが良いかもしれないです。

 以前、天竜浜名湖鉄道に乗ったことがありますが、そのときは、このような車両はありませんでした。
 こちらは、JR側の新所原駅の駅舎です。

 そして、JRの左側には、天竜浜名湖鉄道の新所原の駅舎です。
 それぞれ別々に作られています。
 天竜浜名湖鉄道の駅舎内に入ると、ごらんのような立ち食い感覚の店があります。

 今回は、この店であるものを食べようとしておりました。 店の名前で大体予想はつきますよね?
 まずは、店の座敷に案内されました。 何を注文したかというと…
 こちらの「うなぎうどん」です。
 浜名湖といえば、うなぎが有名ですね。それがうどんの中に入っております。
 ご覧のように、うなぎの蒲焼がそのままうどんに入っております。
 値段は、600円でした。 他にも、1000円で、うなぎが丸ごと一匹入った、うなぎうどんもあります。

 次回は、この1000円の一匹まるごとうなぎうどんに挑戦しよう!と決意しました。
 11時40分頃、折り返しの列車が到着したので、改札口にいくことにしました。
 天竜浜名湖鉄道の駅名版は、こんな感じです。

 天竜浜名湖鉄道は、国鉄の二俣線から第三セクターに変わった路線です。
 そして、こちらがホームです。 
 ローカル線らしく、良いですよね。




[次へ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]